brainjack’s diary

解剖学やリハビリなど身体について深く考える。

筋膜レベルで使う用語集

各運動方向と各身体部位の用語集

目次

  1. 筋膜レベルの区分一覧と略
  2. 各身体部位の名称と略
  3. 身体部位と運動方向の表し方

筋膜レベルの区分一覧と略

前方:antemotion(AM)

後方:etromotion(RE)

内方:mediomotion(ME)

外方:lateromotion(LA)

内旋:intrarotation(IR)

外旋:extrarotion(ER)

 

筋膜単位とは、それぞれの運動方向(前方/後方/内方/外方/内旋/外旋)に沿った筋膜ラインのことをいう。

前方方向の運動とは身体の前面の部分の区画を表します。例えば骨盤の前面と大腿前面は同じ前面になりますが、骨盤前面に位置している筋は腸腰筋や腹筋群などですね。しかし大腿前面に位置している筋としては膝関節の伸展筋になります。つまり一概に屈筋と伸筋では覚えられないということですのでお間違えの無いようお願いします。

この関係からすると大腿の内側後方が内方、その対角線上の外側前方が外方です。内外旋はその反対の対角線上の部分を言います。

 

下に画像を載せておきましたので骨らで確認するといいかと思います。

 

 

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運動方向一覧

 

各身体部位の名称と略

 

肩甲骨:scapula(SC)

上腕:humerus(HU)

肘:cubitus(CU)

手根:carpus(CA)

手指:digiti(DI)

親指:pollex(PO)

頭部:caput(CP)

頚部:collum(CL)

胸郭:thorax(TH)

腰部:lumbi(LU)

骨盤:pelvis(PV)

股:coxa(CX)

膝:genu(GE)

距骨:talus(TA)

足趾:pes(PE)

 

日本語と略を覚えておいていただけるといいかと思います。僕も略の方で皆さんにお伝えしていこうかと思っていますので。もし今後こちら略で表して分かりずらいとのコメントをいただきましたら日本語で書いていこうかと思っていますので、お気軽因どうぞ。

 

身体部位と運動方向の表し方

 

各筋膜単位の名前と運動方向のイニシャル(略語)で表します。例えば足指の前方方向への運動の場合は、an-peと省略されて表します。

 病院で働く人で、紙カルテに書かなくてはいけない時にアルファベットで書けると非常に手も疲れず、すぐに書けるので便利ですので紹介しました。

 そして苦労して覚えなくてもいいように僕の記事の中で多用していって自然に頭に入れていけるようにしたらいいんじゃないかなという完全な思い付きで作ってみました。

 

是非参考にしてみてください。

なお、カルテの書き方でそれぞれの病院で指定された書き方がある場合はそちらに従ってください。くれぐれも戦わない方がいいと思います(笑)

 

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