brainjack’s diary

解剖学やリハビリなど身体について深く考える。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

腰の痛みにはハムストリングスのストレッチが有効

こんにちは脳筋王です。今日は腰痛について改善がみられた症例について紹介したいと思います。痛みを改善させることは結構難しかったり、治ってもまたすぐに痛みを訴えたりとリハビリをする上で苦手意識があったりします。 腰部が痛みを訴える患者様に腰部の…

後方突っ張りによる椅子乗車困難に対する姿勢制御のリハビリ

今日は、長期間の臥床により姿勢反射障害が生じ、体幹と下肢のは後面筋の筋緊張を亢進(後方突っ張りと表現している)させた症例対してリハビリを実施した結果、車椅子乗車困難な状態から乗車可能に至った症例を経験したので紹介します。 こんにちは、脳筋王…

筋膜由来の痛みについてまとめ筋膜マニピュレーション基礎

協調中心の偏りによって生じる様々な歪みと歪みに伴う痛みについて 以前まとめた記事の総集編です。細かなところはリンクを貼っておきますのでそちらで確認してください。ではさっそくいってみましょう。 目次 関節運動の方向の歪みから生じる痛み 放散痛と…

関節運動時の不安定感の原因とゴルジ腱器官の関係

関節が安定して運動を行うためには、拮抗筋の収縮と抑制をコントロールする必要があります。 少し具体的に言いますと、関節を安定させるには拮抗筋の一部の筋線維を抑制し、他の一部の筋線維は収縮させるということです。この収縮のコントロールは、ゴルジ腱…

放散痛や運動時痛と筋緊張亢進のつながり

協調中心の偏りが痛覚の閾値の低下と筋の粘弾性の低下を生じさせ、疼痛を引き起こす。さらに筋緊張の亢進も伴います。 今日はこのテーマについて解説していきたいと思います。 筋膜マニピュレーション(理論編) 筋骨格系疼痛治療 [ ルイージ・ステッコ ] 価…

痛みを生む関節のズレの原因を解説

今日のテーマは、「疼痛は、非協調的な活動が正常な関節運動方向から逸脱を生じさせて関節構造体より生じる。」です。 ちょっと難しめに書きましたので何のことか分かりずらいかもしれません。しかし大丈夫です。今回の記事を見ていただければ何のことかわか…

筋膜レベルで使う用語集

各運動方向と各身体部位の用語集 目次 筋膜レベルの区分一覧と略 各身体部位の名称と略 身体部位と運動方向の表し方 筋膜レベルの区分一覧と略 前方:antemotion(AM) 後方:etromotion(RE) 内方:mediomotion(ME) 外方:lateromotion(LA) 内旋:intr…

筋膜の形成と機能変化

筋のグループ化と筋膜形成の影響 筋膜単位の進化について 進化と機能変化 運動による進化の過程 筋膜レベルの進化 運動単位の生理学 まとめ リハビリの場面に生かす 進化と機能変化 これらについて今日は書いていきたいと思います。 こんにちは、脳筋王です…

ビタミンでキレイに痩せようダイエット

ビタミンとダイエットの関係 糖質の効率的な代謝の促進:ビタミンB1の作用 筋合成を向上作用:ビタミンB2の作用 脂質代謝の向上:ビタミンB12の作用 たんぱく質合成を助ける:ビタミンCの作用 こんにちは脳筋王です。最近また太ってきました。かなり…

拮抗筋筋膜の影響と姿勢

「筋膜と筋の運動制御」 こんにちは、脳筋王です。 今日は筋膜の解剖学について勉強していきたいと思います。リハビリの中で視点を広げて確かなものを患者様に提供していくため今日も楽しく勉強していきましょう。 ・主動作筋の収縮を阻害する筋間中隔。 ・…